補聴器の機能

補聴器の機能

現在は、個人個人のライフスタイルを生かして、日常生活を大きく向上させることのできる、様々なスタイル、 機能 、美観において最先端である補聴器が非常にたくさんあります。
しかし、いずれの補聴器にも共通して確実に必要とされる機能があります。その機能とは、聞きたいと思う音のみ、音量を上げることができるようになっていることです。小さい音を聞こえるようにすることもできますし、それと同時に中程度または大きい音を快適な音量にすることができるため、騒がしい環境でも静かな環境でも安心です。
補聴器によりすべての問題を解決できるわけではなく、また、健康な聴力まで回復できるわけでもありません。しかし、これまでよりも良く聞こえて理解できるように増幅することを目的として、デザインされています。

補聴器は耳かけ型、耳あな型、外耳内レシーバ耳かけ型(RIC型)、ポケット型とあり、各特徴をご理解いただきご検討ください。
20年前より補聴器はデジタル化され、従来のアナログよりその方に対応する幅が格段に改善され、聴力損失の状態に応じた対応が可能になりました。
2003年よりオープンタイプが開発され、軽度の方にも対応可能になり、デザインも従来の形から進化して、小型化も図られデバイス的なイメージになって来ました。
最近ではスマートフォンや通信機器とも連携して、聞こえを補助する機能も搭載して来ました。

 

耳かけ型

従来からある形状ですが、これも以前より小型化し、パワーに余裕があり、様々な聴力に対応しやすい。電池も大きめを使用し、電池寿命が長く大きさがあるため取扱し易く、転がりにくいため紛失しにくく、価格も経済的です。通常耳栓部分はイヤモールドというオーダー耳栓を制作します。
小型耳かけ型は先端アダプターを変更すればスリムチューブにもなり、RIC型に近い構造にもなりマイクロモールドも制作可能。
但しアダプター先端より音が出て、音道管を通して鼓膜に音が到達するため、波形的な乱れが生じいて、音の減衰効果で柔らかくなる利点もあるが、再生忠実減衰逆効果もあります。それはその方の聴力や聞こえの印象にもより、試聴で確認していきます。 また、耳垢や耳漏の影響のある方はこの機種の選択になります。
(¥45,000~¥480,000)

 

耳あな型

既製品もありますが、咀嚼や会話による顎関節の動きにより、補聴器がずれる等不安定なため、耳型部のシェルをオーダー化するオーダーメードタイプがお勧めです。 メガネを掛けている方やマスクの着脱時の影響を考える方にお勧めです。
(¥70,000~¥500,000)

●CIC/IIC型
耳耳道内完全装着型で、耳あな型では一番目立たない。補聴器の容積も小さく違和感が少ない。こもり感の減少。カナルタイプより奥に入る分、風きり音の減少と耳介の効果(指向性)を最も活かせる。電話、ヘッドフォンの使用がより可能に。
製品によってはリモコン非対応であり、プログラム切替ボタン取付できないものもある。
CIC型よりIIC型の方がさらに大きさは小さい。


●カナル型
耳あな型で一番使用されている方が多いタイプで、CICよりも大きい電池を使用するため電池寿命の長さと、CICより大きいため扱いしやすい。ボリュームやプログラムボタンを取付可能。指向性のためのダブルマイク搭載可能です。


●カスタム型
耳あな型で一番使用されている方が多いタイプで、CICよりも大きい電池を使用するため電池寿命の長さと、CICより大きいため扱いしやすい。ボリュームやプログラムボタンを取付可能。指向性のためのダブルマイク搭載可能です。

 

外耳道内レシーバ型(RIC型)


形状は耳かけタイプですが、耳介上から来るケーブルが髪の毛の様に細く、レシーバーが本体内部から分離し本体の小型化、様々なデザイン化が図られており、イメージを一新するものになっています。また一般的に補聴器は装用者の口に近いため、自声の響きが特に最初は気になりますが、他の形式よりマイクが離れているため、耳あな型はマイクが本体にあり、骨から伝わる自声がこもった詰まった感じ、それに伴う響く感覚を迂回する位置にあるため、装用違和感が一番少ない。最近は逆位相による打ち消し技術により、ピーピー言うハウリング音を抑えられるようになり、耳を塞がないで装用できるため、聴力レベルにもよりますが、初期装用における違和感軽減にもつながり一番抵抗がありません。この出るレシーバーが耳あな型同様鼓膜近くから再生されるため、音の再現性も良い。
(¥50,000~¥490,500)

 

ポケット型


従来からあるラジオの様なデザインで、マイクロフォンが本体にあるため絹ずれ音が発生したりしますが、本体を相手の口元に近づけられる等実用的な使い方ができます。 最近はデジタルになりつつありますが、上記補聴器の様にその方の聞こえに正確に合わせる様に出来てはいません。本体内部のトリマーにて概ね合わせて、環境によるボリュームの上下をします。外部入力端子内蔵で、TVへコードで直接つなぎ聞けるものもあります。
(¥29,800~¥75,000)

一般的には感音性難聴と呼ばれる神経的影響が多く、その場合元々の人間の聞こえの幅から比較すると神経の幅が狭くなった状態で、その聞こえに従来のアナログでは音がストレート過ぎて、過敏にならざるを得なかったのですが、デジタルが開発されたお陰で神経の幅の狭い聞こえに綺麗に収められる様になりました。

中耳炎等の伝音性難聴と呼ばれる影響の場合は、内耳の神経が影響が少なければ、音のストレート感を出せば良いです。今は標準的にノイズリダクションと呼ばれる、雑音を抑える機能が搭載されていますので、音質自体も以前のアナログより良くなっています。

更に今は性能の処理速度が上がって、騒音分析の精度と抽出度が上がり、騒音の中の聞き分けが改善されて来ています。
また昨年暮れより、外耳道内レシーバ耳かけ型で充電式も出て参りました。