聞こえるっていいですね。

大宮八幡宮
典仕
上仲猛親
http://www.ohmiya-hachimangu.or.jp

私は東京都杉並区大宮にあります大宮八幡宮で「典仕」をやっています。
神社は宮司、禰宜、権禰宜、典仕、出仕で概ね組織されています。
私は典仕として、週に3日のペースで神明奉仕をやっています。
サラリーマン生活の後の仕事ですが、父が神社の生まれで、親戚に数名神職がおりますので、この仕事に就きました。

 

2〜3年前から、話し手によって聴きづらいことが多くなってきました。
お客様との対応で、ご迷惑をおかけしないようにとずっと思っておりました。

きっかけはミュージシャンの松崎しげるさんの新聞記事を読んだことでした。

そこには「年とともにメガネをかけ、入れ歯を入れて、補聴器をつけても何も特別なことではないんですよ」 と書いてありました。そこで、思い切って耳鼻科の診断を受けようと思ったわけです。

 

セカンドオピニオンを超えた、サードオピニオン。

耳鼻科の先生を2軒訪ねました。
わたしは、補聴器が必要かも…と思って耳鼻科に行ったわけです。
ところがですね、耳鼻科の先生は、お二人とも補聴器をおすすめにならなかったんです。おひとかたの先生は、テレビにも出ていらっしゃる先生でした。

最初の先生には「補聴器は音が大きくなるだけだから僕はすすめないよ。あなたもそれじゃいやでしょ」、
さらに2番目の先生には「NHKのアナウンサーのようにしゃべってもらいなさい」と言われて…

結局しばらくそのままにしていたんですが、やはり聞こえなくて困りました。

それで関西の親戚の耳鼻科の医師に念のため相談したところ、「年齢から言っても補聴器を付けて、早く慣れた方がいい」と言われたんです。

結果として、サードオピニオンで、補聴器が必要だと言われたことになります。

 

良い認定補聴器技能士の方と出会えたのは、幸せだと思います。

補聴器はどれでも同じものだ、と思っていました。ましてや調整があるなど初めて知りました。検査をしてデータを見せられたのですが、その詳しい説明に納得しましたね。漠然としていた自分の聞こえのデータが見えるということは、すごく納得感があるんですね。
データを見せられた後に製品を選ぶわけですが、わたしには全くわかりません。

やっぱり製品選びにはプロの力が必要だと思いますね。

 

やりがいを補佐してくれたのは、補聴器でした。

わたしは長いサラリーマン生活の後、この仕事をしています。
退職した時は、自由を感じたのですが、やることがないのは寂しいことです。
それで、また大学に通ってこの資格を取得したのですが、やはり仕事は楽しいです。

話し手の声の大きさ、質によるバラツキは否めませんが、仕事のやりがいを補ってくれるのは補聴器との出会いです。

今は、脳が若返ったと感じる日々ですね。